メギド72の面白いと感じる点〜システム編〜

メギド72を今年の6月後半からツイッターで流れた情報に興味を覚え、見事にハマりました。ストーリーが面白かったりキャラの癖がすごかったり音楽が良かったりといいところの多いゲームなんですがその辺りは他の方にお任せして自分が面白いと感じるドラフトフォトンシステムと編成に関する簡単な説明と惹かれた点を布教も兼ねて述べていきます。

システム編と銘打ってますがストーリー編やキャラクター編を書くつもりはありません。

ただし、これはCPUを相手にした際の戦闘に対しての感想です。メギドにはpvpもあるのですがそれに関しては自分はほとんどやってないのでまた違った点が面白い可能性があります。

 

①ドラフトフォトンシステム

これだけ言われてもなんのことだかわかりませんよね。すごく簡単にいうと運が絡む選択肢を取り合う方式の戦闘です。以下が戦闘画面です。

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まずは画面の説明をしていきます。

キャラクターの下のゲージがHP。その下のキャラごとに数の違う平行四辺形が覚醒ゲージと呼ばれています。キャラクターの横の数字は行動をする際の順番です。素早さの順番だと思ってください。

次に、真ん中の青、紫、オレンジの物体がシステムの名前にもなってるフォトンです。

青は攻撃フォトン。普通の攻撃で覚醒ゲージが1つたまります。覚醒ゲージが満タンの場合は全部消費することでそのキャラの必殺技である奥義がうてます。

紫はチャージフォトン。攻撃はできない代わりに覚醒ゲージが2つたまります。

オレンジはスキルフォトン。キャラごとの固有スキルがうてます。攻撃的なスキル、支援的なもの、回復と様々です。スキルは便利なのですが通常の場合覚醒ゲージは増えません。また、こちらも覚醒ゲージが満タンの場合に限り、ゲージを1つ消費することで通常のスキルとは異なる覚醒スキルがうてます。

このフォトンをキャラに割り振って行動を決めていきます。1キャラ当たり特殊なバフデバフがない限りは最大3つまでフォトンを割り振れます。まず上の画像のように5つ出てくるのでフォトンの選択を交互に繰り返していき、フォトンが場になくなったらもう一度5つ(敵か味方が一体しかない場合は3つ。敵味方1対1の場合は1つ)出てきます。そうしてお互いが場に2回出てくるフォトンを全て選びきると行動が開始されます。

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上はターン途中の画像です。キャラの上にフォトンが乗っていて左に行動順のレールがあります。同じキャラに複数フォトンを乗せた場合は行動順を一周してからまた次の行動になります。つまり、一番早いからといってそのキャラに3つフォトンを乗せても3連続行動してくれません。間に他キャラの行動が挟まります。

1ターン目が終わると次は最初に敵側が選択しそれが終わると味方側が最初に選択して…とフォトン選択の先攻後攻を交代しながらどちらかが全滅するまで続けます。

ドラフトフォトンシステムの基礎説明はこんなところでしょうか。すでに長いですね…

このシステムの何が面白いかというと1つの選択によってかなり結果が変わること、ある程度敵の動きをコントロールできるところの2つです。

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上の画像ですがこちらが先に選択できます。この場合、チャージフォトンを取って真ん中のキャラの覚醒ゲージを満タンにしてもいいのですが敵の覚醒ゲージがすでに満タンになっています。ですのでこちらがチャージフォトンを取り、相手にスキルフォトンを取られた場合は覚醒スキルを使われて、さらにチャージフォトンを取られて再度覚醒スキルか奥義を使われる状態になってしまいます(ちなみに敵の覚醒スキルは敵キャラのHP50%での復活です。とんでもないですね)。逆に、スキルフォトンを先にとったなら相手に二回無駄な行動を強制させることができます。この例はかなり顕著な例ですがこのように1つ1つの選択でかなり結果が変わります。こういったところがすごく面白いなと思います。

CPU戦は時間制限もないので何を取らせたいか、どのフォトンを取られたら危険か、また誰にそのフォトンを載せるかと言ったことをじっくり考えて対戦できます。上のようなことに気づいた時はとても気持ちいいです。逆に選んだ後で1つのミスに気づいてそれが元で全滅することもあります。主人公も言ってます。

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②編成

メギドは5人一組で編成を組んで戦います。下が編成画面です。

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リーダーを1人真ん中に置いてリーダーに応じた特殊効果(マスエフェクト)が他のキャラに付与されます。下はマスエフェクトを示した画像です。

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ラッシュというのはキャラの特徴を示すスタイルと呼ばれてるものです。ラッシュ、カウンター、バーストの3つがあります。

スナイパーやファイターというのは相性を示すものでクラスと呼ばれています。もう一つトルーパーというものがあります。各クラスの相性などもあるのですがこれが案外複雑なのでここでは割愛します。

2つの画像でマスエフェクトには対象キャラや効果にかなりの差があること、同じリーダーでも場所によりかなり差があることがわかると思います。編成の例として上げた画像だと銀髪のおっさんと赤髪のお兄さんには連続攻撃威力アップと毒が、赤髪の女の子と緑髪の女の子には単体攻撃威力アップと獣人特攻のマスエフェクトが付与されます。

要するに同じ5キャラでも誰をリーダーにするか、また、同じリーダーでもどの位置に置くかでかなりの差が出ます。そのため選択肢が多く編成をいじるのがかなり楽しいです。

ただし、マスエフェクトがかからないからといって編成の選択肢から外れるということもありません。僕はアムドゥスキアスというキャラクターによく出張してお世話になってもらっています。

また、特殊な効果を付加させて、決まったクールタイムで使用できるオーブと呼ばれる装備品があり、どのオーブを誰に持たせるかという点もあります。下はオーブの編集画面とオーブの効果です。

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このオーブを誰に持たせるかによっても戦略がけっこう変わってきます。キャラの早さによって使用できる順番が変わるので、例えば状態異常回復を先にして、その後にHPの回復をしたりなどです。例としては地味ですが、状態異常の中にはHP回復をさせなくするものもあるので順番が逆だと回復しないということもあります。

ただ、オーブは先ほど述べたスタイルによって装備できるものが変わってきますのでその辺りも思案のしどころです。

メギドのボスはかなり強いので適当な編成で挑むとだいたいボロ雑巾にされます。ただ、相手に対して効果的なシステム、編成を考えれば特にレベル上げをしなくても全員生き生存ということもよくあります。むしろレベルを上げても大して意味がないこともよくあります。

先ほど少し状態異常について述べましたが、メギドは状態異常の種類にもよりますがボスにも割と入り、その状態異常の効果も各フォトンの行動を無効にするものだったり命中率を半分にするものだったり全ての行動不能だったりとかなり強力です。最近のアップデートで状態異常が入らない場合は「無効」、入るけど確率の問題で入らなかった場合は「失敗」と表示されるようになったのでその辺りの戦略の組みやすさも上がりました。

さらに地形効果というのもあって、滞水という状態だと雷攻撃のダメージが2倍になったりと、梶木漁太vs城之内の稲妻の剣のようなこともできます。そのためそういった方面で戦略を組むこともできます。

このように様々な要素があるのですが、特に初めは気にしてなくても敵もこういった戦略を利用してくるため、身をもって強さを痛感することができます(一応クエストに入る前に忠告してくれます)。

僕はほかのゲームでも色々な編成を考えるのが好きなので、いろんな戦略、編成を試してうまくいくものを見つけた時はすごく楽しいです。また、因縁のあるキャラ同士を戦わせるために無理やりそのキャラを入れて勝てるようにするものを考えたりするのもたまりません。

メギドは撤退を選んだ場合、討伐クエストという特殊なクエスト以外ではスタミナが8割返ってくるので戦略のトライアンドエラーが行いやすいというのも地味に気に入っています。

 

以上がドラフトフォトンシステムと編成に関しての説明と好きな点です。長くなってしまいましたがターゲッティングに関してなど割愛したシステム上の細かいけど重要な部分もまだあるので、もし興味が出てもっとシステムを細かく知りたい方は公式初心者ガイド

https://megido72-portal.com/entry/guide-navi

もしくは有志の方のwiki

https://megido72wiki.com/#

を見るといいかなと思います。

メギドは所持キャラやオーブの差からくるのもあるんでしょうが同じ敵でも攻略編成にすごく幅があり、自分が苦労したクエストの攻略動画を見ると速攻で倒そうとする人、耐えて勝とうとする人、相手に何もさせないようにする人、ストーリー配布縛りをする人と様々です。その辺りの幅が取れるゲームってどうやって調整がされてるんでしょうか。運営の方すごいなとおもいます。

それではご拝読ありがとうございました。