どこよりも早いあかほし杯ドラフト振り返り イブキバンクホークス、イブキ編成部長へのインタビュー

スポーツイブキニッポン

                  11月19日

11月18日(土)に行われたあかほし杯ドラフトで福岡イブキバンクホークスは4名の支配下選手を獲得した。会議後、イブキバンクの編成部長であるイブキ氏(18)にドラフトの総括、選手に対しての期待、戦略など実に細かいことをインタビューすることができた。

 

ーよろしくお願いしますー

 

「よろしくお願いします。」

 

ーまず全体の総括ー

 

「(競合が)ほとんどなく、狙い通りの人を狙い通りに取れたので99点です。残りの1点は大会の結果が良かったらそこが完全に埋まって100点になるという感じでしょうか。ドラフト単体(で考える)なら間違いなく100点です。非常に満足しています。」

 

ー1位のベガさんは公言通りの一本釣ー

 

「公言したからこそ(被せに来るかもしれない)とも考えていたのですが、無事に一本釣りできました。

彼はこちらが出した難題を笑顔で超えてくれる選手なので、怪我だけはしないようにと願ってますね。怪我の多いチームなので(苦笑)。」

 

ー2位のめぐみんさんについてはー

 

「1位で消えるかもしれないなと考えていたのですが幸運もありました。

彼の強みを存分にいかせるような体制とポジションを考えています。

ホロセウム外でも非常に視野の広い選手なので(チームキャプテンなど)そういったことも任せられるかもしれないと考えています。ウチの監督はあの人ですからそういったサポートも必要でしょう(またも苦笑)。」

 

ー3位の忍あくせるさんについてー

 

「華のある選手。イブキ監督も同じロボ種の使い手なので色々と質問したりして(技術などを)盗んで欲しい、どんなことでも教える予定だと言ってましたよ。

厳しくやりすぎないかと不安ではありますが非常に監督自身もやる気になってるようですよ。どこまで伸びるか非常に楽しみです。」

 

ーyouさんについてー

 

「挨拶に向かわせていただいた際、一つのポジションしか(できない)と謙遜していたが彼自身が非常に対応力の高い選手。

もともと動きの選択肢があまり多くないファニーオールドマンであそこまで(動きの幅を)持たせれるので、今回のあかほし杯が彼の中で新たな刺激になってくれたらいいなと思っています。」

 

ードラフト全体の方針についてー

 

「まず前回は弟子の立場ではありましたが、(前回の黒い何か師匠で)同じチームになった人は外していこうというのが前提にありました。せっかくのお祭りですから交流も幅を持たせたいと思ってのことです。今後何回も開催されるならこの縛りもなくなっていくかもしれません。

その上で、これは本人からも許可を得てますが情熱的なエントリーシートを頂いたベガさんを一位指名、あとはこの順位でこの人を取れたらいいなという選手を何人かピックアップしておいてその人たちが全員取れたという形ですね。

ピックアップした選手の特徴としては、監督や我々編成が特定のカスタマイズの印象の強い人を選んでいました。この人は色々使える人だという人は意図的に外しています。他の師匠がこの人を取るだろうと予想していたわけではありません。欲しい人をシンプルに取りに行きました。」

 

ー5チームで唯一の1位公言でしたが効果はー

 

「どうなんでしょうか、公言したはずなんですがどうにも信じてくれない人も多くて(笑)。監督には普段の発言からもっと信用できるような人になってもらいたいですね。そのためか、公言したから(他チームが指名を)控えようとする本来期待していた効果より撹乱の方が(効果として)大きかったような気がします。他の師匠たちに聞かないことには(真実は)分かりませんけどね。」

 

ー大将や先鋒といった打順はー

 

「まだ全く決めていません。1週間の伸びを見て決めようかと考えています。ただ、全員が大将になり得る選手たちと考えています。」

 

エントリーシートの参考箇所はー

 

「得意なカスタマイズは一通り頭に入っていたので気概などの備考欄の方を参考にしました。通話の可否は全く見てません。実はドラフトの後にその欄があることに気づきました。」

 

ー最後に何かあればー

 

「まずは全てのチームの各弟子のみなさんおめでとうございます。よく言われる言葉ではありますが、ここがゴールではなくスタートラインで、何位だろうと入ったら横一線ですので、この1週間後の大会に向けて研鑽を重ねてください。どう伸びるかはわかりませんしその不確定さこそがドラフト、及びあかほし杯の面白さでもあります。

そして今回参加しようと思ったけど尻込みして悩んでる間に埋まってしまったという方へ伝えたいなということがあります。

自分も経験があるのですが、もし負けたら迷惑をかけてしまうかもしれなくて緊張する、もしくは知らない人とのコミュニケーションが億劫という方もいらっしゃるかと思います。

まず前者についてですが、あかほし杯は愉快なお祭りであり、負けてもあんまり気にする必要がありません(笑)。楽しめるかどうかの方が大事です。

そして師匠はだいたい教えてたら楽しんで満足しますのでどんな人でもチームに入ってくれたなら楽しめます。更に今回の形式の師弟の絆杯は負けてもチームの迷惑になるわけではなく、本当に師匠の責任です。全部師匠が責任を取ります。

ウチの監督もそうですが選手の責任にはならないような難しいカスタマイズを渡してきますのでそういうのは"使いこなせなかった"…ではなく"師匠の教え方が悪かった"か、"提出したカスタマイズセンスがなかった"…になります。

教え方だと詰め込みすぎやその逆の教えなさすぎ、後者だと向き不向きがあります。

そもそもカスタマイズをうまく使う必要もなく、師匠の考えを盗むためだけに「使う」ような使い方もいいかもしれません。

そしてコミュニケーションですが、必ずしもボイスチャットでやり取りをする必要もありません。師匠は喋りますがテキストチャットでいいですし、いろんな人とのやり取りが苦手なら師匠とのやり取りだけに絞るのもいいかと思います。

いずれにせよあかほし杯は気楽に参加していただきたいなと思います。

また、逆に続けて参加している人に関してですが、ドンドン引き続き参加していただければと思います。

今回のウチのチームは戦略として前回組んだ人は採用しないようにしてましたが、特定の選手の技術を別の人に伝えて頂いて、マリアージュ(意:お互いが引き立て合う組み合わせ)を期待するというのも考えました。師匠としての参加は初めてだったので今回はシンプルに行きましたが次回があればそういったより広い視野から考えれたらなと思います。

そのため参加しすぎて選択肢を奪うかということもないので続いての参加もどんどんしていただければなと個人的には考えております。

まとめますと、どんどん参加していただければ師匠も運営も喜びますのでよろしくお願いいたします。一言という話でしたが長くなりましたね。申し訳ありません。」

 

ーありがとうございましたー

 

「こちらこそありがとうございました」